笑顔 (熱烈なファンレター(小説))
ABTVnetworkのスタッフの某方を喜ばせるつもりで


自分が感じたこと思ったことをありのままに小説にしてみました。



感謝の気持ちを込め、徹夜で仕上げさせていただきました。



本当もう、どうしようもなく こみ上げる気持ちが伝われば幸いです。



ファンレターですが、憧れや尊敬の意味で好きという訳でそれ以外は特にありません。


勿論、気に入ってもらって交流をすることがあれば それはそれで嬉しいですが。



全部 或いは途中まで読んだ方で覚えている方はアンケートにて5段階評価お願いします。


皆様のココロを射抜けたのか 私福梟のただの自己満足なのか しっかりと見定めていただきたく思います。



(なれない謙譲語?ですいません、本編は問題なく読めると思います。)




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笑顔ってなんだろう? 笑った顔と書いて笑顔



そもそも笑うってなんだろう、簡単に説明すれば、左右の口角が自然と上がり


それに伴い、極わずかだけど瞼が閉じて、僅かに、あるいは沢山


「いひっ」とか「うふっ」とか「あはははっ」とか「ぎゃはは」とかそんな風に笑い声が漏れるんだ。



それだけに思えるかもだけど、幸せホルモンが分泌されて体にもいいことが起きたり、ポジティブになれたりってのにも繋がるんだ。



だからこそ、世界中のみんなが、一瞬でいいから笑顔になる瞬間があれば それは、どんな奇跡でも起きちゃうんじゃないかなって本当に思うよ。



だから、つまんなくても、辛くても、悲しくても、涙が溢れていても、「いひっ」ってほんの少しでも笑顔になれたら、きっと幸せに近づけるんじゃないかなって思う。




case.1



 僕は、ワクワクしながら茶封筒の封を開けていた。



 茶封筒の宛名は、約1週間前に面接したスマイリーウェーク(会社名)からだっだ。



 正直受かる気しかしない、手応え抜群だったから。



 封を開けると、中には数枚の紙が入っているようで、恐らく、勤務内容や必要なもの諸注意などが書かれた紙なのだろう。



 そう思いながらも、一番上と思われる紙を取り出した。





『選考の結果  誠に残念ながら、今回はご縁が無かったということで……




 (中略)



 貴方様の今後の活躍と飛躍を願っております               』



「はっ……、えっ……?」



 僕はありえない現実に思わず声が出た。




 自信のあったスマイリーウィークの面接に落ちた。 もう何社目だろう……。



 受け入れたくない現実に、目の前が真っ白になった。



「……なんで……」



 何がスマイリーウィーク(笑顔の1週間)だ、サッド(悲しい)ウィークだよ、ベリーベリーサッドだよ!



 そんな気持ちをぶつけても、悔しさや悲しさよりも信じられない気持ちが優っていた。





……。




……。



 数分間ぼんやりしていた、何かの読み間違えだと思う。



 だって、あんなに手応えを感じたのに……。



 どちらかというと面接の途中まで今までどおり落ちそうな予感があった。



 でも違った、面接官が凄く良い人で、話しやすく、共感もしてくれて



『拓哉(たくや)君には是非当社に来ていただきたいですね』



 みたいなことを言われたのだ、それが凄く嬉しかったのだ。そして



 その後の数分凄く面接官の人と打ち解けられた気がする。



 そうだきっとそうだ、でなければ、何かのドッキリなのかもしれない。



 優秀過ぎる人材のため、感謝と敬意の念をこめてドッキリサプライズなのかもしれない。




 そして、僕は、一度手から落ちた不採用通知の用に思えた紙をもう一度手にとった。




 しかし、書いてあることは……。




……



 それから僕は無意識に立ち上がり、アパートの部屋の玄関に走り靴も履かず



 玄関のドアを開けて左右を見渡してから、イメージとしてはテレビ番組のドッキリみたいに



 誰かが隠れているんじゃないかみたいな可能性にかけた。 



……。



……。



 当然ながら、誰も居なかった。 よくよく考えて見れば自分は大した人間ではない。



 凄い資格をいっぱいもっている訳でもないし、友達も多い方ではない。



 一瞬でも過大評価をした自分を恥ずかしく思えた。




 それから、ドアを締め部屋に戻る。



 無意識に、アパートのドアを施錠し、チェーンをして



 カラフルだけど、灰色のくすんだ視界の中をトボトボ歩きながら、ベッドに倒れ込んだ。




……。



……。



 僕は皆とどこが違うのだろう?



 皆は普通に就職していて、僕にだけ出来ていなくて……。




 自分より劣っているように見えた奴は普通に就職や結婚が出来ていて、自分は恋人すら出来ていなくて。



 別に見下すのが好きというわけではない、ただ、もし現実にRPGでいうパラメーターがあいつより自分の方が絶対優れていて……。



 認めたくない……。認めたくないよ……。



 意地悪された、貸したもの返してくれない、品格とか全然なってない。僕より成績順位低かったし……。



 でも現実は……?



 僕のほうがあいつより人間的立ち振る舞いが出来ていなかったということだ……。



 人間、ショックすぎると涙が出ないんだなということを僕はこの時初めて知った。




……。



……。




 そんな感傷的な気持ちに浸ってからようやく気づく、得手不得手は誰にでもあるし、そもそも人間は順位付けするもんじゃないと。



 嗚呼……情けない考え方持っていたんだな……。





 少しだけ気持ちが落ち着いた。



 こういう考え方をすることが本末転倒なのかもしれないが、僕はあいつより人を敬っている気がしたが、どうやら



そういう訳でもなさそうだ、あいつより優れているんだという考えを持った時点で、五十歩百歩なのだろう。



「すぅーーー……はぁーーー……」



 深呼吸をする。 ふと携帯が目に入った。



「……あ、親に電話しなきゃ」



 出来れば、言いたくないし、隠し通したいが、仕送りしてもらっている経済的面があるので報告しないといけない。



 本当はちょっとでも親に負担をかけたくないし、無事就職して、余ったお金で親孝行もしたいし、欲しいものも買いたい。



 そういう気持ちはいっぱいあるのに現実はどうしてこうも残酷なのだろう。



『大丈夫、あんたならやれるって!』



『いいよいいよ、あんたが頑張ってるのは知ってるから』



 厳しい父とは違い、いつも優しい声をかけてくれる母。



 数年前、ワープロ2級とった時、僕以上に喜んだ母



 ペットを飼いたいなんてわがままをいやいやながらも承諾してくれて、世話も大半してくれて



 その大事にしていたペットが寿命を全うした時、僕と一緒に泣いてくれた母。



 僕の人生に僕以上に一喜一憂してくれた母。



 間違いなく世界一の母親だって誇れるぐらい僕の大事な母。



……。



「……グスッ…………グスッ……」



 気がつけば涙をボロボロ流しながら、しまいには……



「……うっ……うぐっ……、うぐっ……うぅっ……」



 就職出来ない自分が情けない、親に気を使わせる自分が情けない、



 情けなくて声を出して泣いていた。



 それから、携帯を操作し、履歴から親に発信する。



……。



……。



 呼び出し音がなるが中々母が出ない。



 ふと冷静に我に返る。 号泣しているまま電話をするのは如何なものだろうか?



……。



……。



 いづれにせよ30秒近く鳴らして出ないということはどうやら携帯(電話)を携帯せず、買い物にいっていると思われる。



 運が良かったのだろうか? 危うく母に泣きつくところであった。



 発信を切ってから、携帯を持ったまま、僕は涙を拭った。




……。



……。



 それから、数分後には涙も収まり、泣いたことにより血中カルシウムバランスが安定し、少し気持ちがすっきりした。



 パソコンを立ち上げ、デスクトップにある、自分のブログのショートカットが目に入り



 ブログ更新をしておこうと思った。



 数少ないアクセスの極小規模のブログ、コメントをくれる常連さんは3人ぐらいしかいなくて



 つい一週間前には、『笑顔週※、結構手応えあり、ようやく合格なるか!?』的な内容の記事を更新していた。



 ※カタカナの会社名を漢字にすることで会社名を誤魔化している手法



「あははは……。……はぁ……」



 苦笑のため息が出る、恥ずかしすぎて消したくなる。



 そんな風に一瞬思えてしまうが、その記事にはコメントのやり取りがあってコメント数が6になっている。



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<コメント>



1.バニー           2016/5/25 20:04



福助さんこんばんは、おぉっ! 本当ですか(*^^*) やりましたね。



給料もらって生活が落ち着いたらお母さんに親孝行してあげてくださいね。





2.福助@管理人           2016/5/25 23:04



バニーさん、いつもコメントありがとうございます。



そうですね、親父はともかく、母には恩返ししないと……。 迷惑かけっぱなしですからね。





3.クルトン            2016/5/25 23:12



いやいやいや、親父さんにも親孝行しようよ、仕送りの金の大半は結局親父さんの収入でしょ?



あっ、就活の手応えおめでとうございます。 無事受かりますように!





4.福助@管理人          2016/5/26 08:07



クルトンさん、じょ、冗談ですよ、うちの親父は不器用なだけなのかなって思います、厳しいこと言ってきても



結局は、僕のやりたいようにさせてくれるから、はい、勿論、両親共々親孝行します!!





5.バニー          2016/5/26 20:10



クルトンさんもこんばんは、当たり前ですが良い事言いますね。



福助さん、あんまり期待しすぎると万が一の可能性の時に立ち直るのが難しくなると思いますので



結果待ちの時間を大事に過ごしつつ、何があっても大丈夫なように備えておいて下さいね。





6.福助@管理人          2016/5/27 9:48



バニーさん、助言有難うございます、大丈夫とは思うんですけど、



確かに油断は禁物ですよね、流石人生の先輩です!



バニーさんもお仕事無理なさらないでくださいね。 



OLも色々大変でしょうし、部長とかにセクハラされてませんか?(笑)



何か有りましたら力になりますからね!(`・ω・´)シャキーン 



それでは また。




<コメントを入力する>




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「あ……」



 コメントを読んでハッとする、絶対受かると思っていたせいで、バニーさんのコメントを聞き流す形になっていた







……母親にも申し訳ないが、バニーさんにも申し訳がたたないと、改めて自分のダメさを痛感してしまった。



 本来であれば、結構期待していたのにダメでした! みたいな愚痴風の記事を書く予定だったのだが



 こういったコメントを頂いている以上、ソフトに、例えば『バニーさんのアドバイス通り用心はしていましたが……』



 みたいな前置きが必要になりそうだ。



 そして僕は、助言通り、資格取得のための勉強したり、人生プランを考えたりなど有意義に時間を過ごしていたものの不採用通知を貰う結果になり、多少落ち込んでます。…… 的な内容と、



 バニーさんのアドバイスに感謝した上で、次の一歩も踏み出しかかっているので…みたいな感じで書いて



 踏み出して一段落ついたらまた報告します。 的なことを書いてから ブログを更新した。



……。



……。




 有意義に過ごしたと言えば、半分、いやそれ以上嘘になる。



 資格取得の勉強はしたがそれは本当に微々たるもので、結果待ちの間の殆どは家の中で娯楽に浸っていた。



 だって、受かったら暫くそういうことできなくなると思っていたから……。




……。



……。



 自分ってダメだな……。



 再び自分に失望し、精神的疲労が一気に降りかかってきた。




「はぁ……」



 眠たい、いまは寝たい……。



 僕はベッドの上で布団を被りお腹を守るようにうつ伏せになり、眠りについた。




……。




……。



「うわぁあああっ!!」



 少し苦しい夢を見た、詳しくは思い出せないが思い出せない。



 夢のなかで、さっきも話したとあるクラスメートに嫌な扱いを受けていた昔を連想させるような夢だった。



……。



 ふと自分がうつ伏せで寝ていたことに気づいた。



 うつ伏せで寝ると肺に体重がかかり苦しい夢を見やすいという結果が有る、とはいえ人間は不安に陥るとうつ伏せに寝るほうが落ち着きやすいそうだ。



 だから嫌な夢を見たのか……。



 部屋に転がっていた携帯は、メールが来たことを知らせて点滅していた。



 その点滅を目印に、僕は手を伸ばした。



 携帯のホーム画面には、メールが2件来ていた。 母からの折り返しの電話は無かったようだ。



 携帯の時刻を確認すると20時47分 20時~21時はお風呂に入っている可能性が高いので



 母への電話は後回しのほうが良さそうだ。



 来ていたメールは、うっすらと予想はしていたが、ブログの新着コメントだった。



 バニーさんとクルトンさん或いはもう一人の常連からかな?なんて思ったが



 コメント主を確認すると どっちもバニーさんだった。



 連続コメントとは珍しい、 チャットとは違いコメントは、ある程度言いたいことをしっかり言っているかを確認してから連コメしてしまわないようコメントするのがマナーなのだ。



 コメントの返事もしないといけないので、僕は、携帯で確認することなく、パソコンを立ち上げてバニーさんから



の2つのコメントを確認した。




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<コメント>





1.バニー          2016/06/03 20:04



福助さん こんばんは、そうなんですか……残念でしたね(TwT)


わわっ、私のアドバイス役立ちましたか? 嬉しいです(*^^*)


でも、しっかり備えていた福助さんはもう立派なオトナですね!


苦あれば楽あり、きっと良い仕事先見つかりますよ(^O^)/




2.バニー 2016/06/03 20:32



それと、今は辛いかもしれませんが、悲しくても悔しくても笑っていて下さいね。


とっておきのおまじない教えますね。


『サ・キ・イ・カ、サ・キ・イ・カ』ですよ! 何度か言ってみて下さい、口元が笑顔になれるでしょ?



後、まったり系が好きでしたよね? オススメの動画があるので時間ができたら見てみて下さい。



http://www.youtube.co……





-------------------




……



そのコメントを読んだ自分の反応は以下のとおりである。




>>福助さん こんばんは、そうなんですか……残念でしたね(TwT)


わわっ、私のアドバイス役立ちましたか? 嬉しいです(*^^*)



>いつも優しい言葉有難うございます! はいとっても役立ちましたよ。




>>でも、しっかり備えていた福助さんはもう立派なオトナですね!


苦あれば楽あり、きっと良い仕事先見つかりますよ(^O^)/




>……ごめんなさい……天狗になって自堕落に過ごしてましたorz





>>それと、今は辛いかもしれませんが、悲しくても悔しくても笑っていて下さいね。


とっておきのおまじない教えますね。


『サ・キ・イ・カ、サ・キ・イ・カ』ですよ! 何度か言ってみて下さい、口元が笑顔になれるでしょ?



後、まったり系が好きでしたよね? オススメの動画があるので時ができたら見てみて下さい。



http://www.youtube.co……




> 『サ・キ・イ・カ? サキイカ? さきイカ? おつまみ?』



噛みごたえがある、さきイカを食べて脳に刺激を与えたらポジティブになれると言う意味なのだろうか?



疑問におもいつつも、これは『とっておきのおまじない』らしい、書かれている通り言ってみる。



「サ・キ・イ・カ……サ・キ・イ・カ、サキイカ」



 言ってから気づく、『サ』の部分で口がすぼみ、『キ・イ』部分で口角がグッとあがるのだ。



 そして、『カ』の部分で再び口がすぼみ、再びくる『キ・イ』で口角が引き締まりながら上がるのを感じる。



 どうやら普通にいうのではなく力強く言ったほうが口角がより上がり効果がありそうな気がした。




「サ・キ・イ・カ・サ・キ・イ・カ・サ・キ・イ……」



 おまじないを実践しているとほんの少しだけ楽しくなってきて、バニーさんの気遣いが暖かく感じた。




 それから10回ちょっと『サ・キ・イ・カ』としっかり唱え、何か返事をしないとと思ったのだが



 一緒に動画の内容もレスした方が良いように思えて、書いてあるURLをコピペして



 今開いているブラウザの自分のブログのURLの部分をそのコピペした文字で上書きしてエンターを押した。



 どんな動画なんだろう、そのワクワクが、先ほどおまじないを連呼していた時よりも、より自然な笑顔になっていて



 気がつけばポジティブな気持ちになっていたんだと、暫くしてから気づくのであった……。









『どうも皆様、如何お過ごしでしょうか、今週もやってまいりました、毎週月曜日配信のABTVnetworkラジオMCの』



 僕は何を期待していたのだろう、恐らくそれは、ドラマのワンシーンとか、ヒーリング要素のある動画やらBGMやらだっただろうか



 しかしまぁ……結論を言うと、初めて僕は、映画やドラマや友達や親とのスレ違い、理不尽な仕打ち以外で初めて泣くことになりました。



 はじめはなんだこれと、絵に書かれた猫さんが口をパクパクさせたり、多少のアクションがあったり



 とはいえ個人でこれを作っているのは凄いなと感動して時間が経つのを忘れて10本ぐらい見ていたら



 ちょっぴりアジア系の外人のほどよい面長お姉さんが現れ、ほどよい甘い声で素敵な言葉を言うもんだから



 気がつけば画面に見入ってしまい、ゴクリと生唾を飲んだのも束の間、



 じわりじわり違和感を覚え、数分経たぬうちに実は、女装していて中身が男だと言うことがなんとなく察せて



 でも察せたからといって衝撃が半減されることなく、一人部屋で



『えぇっ!!?? 声凄いタイプだし、こういう外人居そうやん! いやいやグロリアさあぁぁ~ん…!』



 と盛大にノリツッコミをしてしまったぐらいだった。



 ABTVnetworkというチャンネルはは想像以上に動画本数が多かった。



 コツコツと頑張っているんだなというのが分かった。



 まさに千里の道も一歩から、地道に頑張ろうと言葉を表しているようだった。



 ただひとつ納得行かないのが、なんでこんなにも凄いチャンネルなのにチャンネル登録者数がたかだか10万前後なのだろう。



 こういっちゃ失礼だがよくわからないゲーム実況者で20万だったり30万行ってるチャンネルがあるのに



 何故10万人前後なのだろう、これは明らかに世界7不思議に入るレベルだと真剣に思った。



 それから、動画を見ていく内に2ndチャンネルもあるようで、ただ残念ながら忙しくなっているみたいで数カ月前から更新が止まっていた。



 それでも、リアルなモンスター系から3頭身ぐらいの可愛いキャラが好きな自分は



 更新された順にSpeed Painthingの動画を見ていた。



 動画の内容はというと約1時間~100分ぐらいの間に絵を描く作業を高速再生により3分未満という時間で見れるというものだった。



 高速再生なので6秒程で3頭身の可愛い鰐の下絵が完成し、メインの体の色である緑から下絵が色塗りのように塗られていき、目、顎やお腹の部分、足の裏、爪と塗られ、塗り重ねていくようにじわりじわりと絵に魂が宿っていく。



 それはさながら、卵から雛が生まれるような感覚と似ているのじゃないかとさえ思った。



 これは悪まで自分がこうだった という経緯なだけだが、卵から雛が生まれてくる様子を見て



 全く感動しない訳ではないが、魅入ってしまうほど感動はしなかった。



 しかし、このSpeed Painthingの動画は、完全に魅入ってしまった。



 魅入ったし、身入ったと思う。 あれ?何いっているんだ自分……。



 雛という表現は適切じゃないかもしれない、なんというか一つの生命が生まれたといっても過言ではないと思えるほど、


3頭身の鰐の体が大まかに塗られ、魂があらかた注がれてから、画竜点睛とも言われるぐらいの目に魂が注がれ始めた時だった。



※ 動画は此方になります、是非御覧ください。(あとがきにも記載しておきます)


可愛い鰐 https://www.youtube.com/watch?v=-ZDocvwL2CE


ハートを守る黒猫(ガーディアン)https://www.youtube.com/watch?v=5LsQuz7D2j4


 目元がここちよくじんわりと暖かくなって、動画の時間的には5秒で目の基礎的な部分が出来る。



 正直それだけでも可愛かった、勿論そのままだと光沢がないので絵に命が宿っているとは言えない状態だが



 それこそなんだろう……こんな言い方でいいのか分からないが、動画で言えば約15秒~20秒の時間



 可愛い鰐の目がほぼほぼ完成すると同時に、僕の目から一筋の涙がゆっくりと頬を伝って服の袖(そで)にぽたりと落ちた。



 泣いてることに自分自身もびっくりしたが、これが感動というものなんだなと痛感した。



 それから約30秒後に絵は完全に完成するのだが完成するとほぼ同時に、『ブワッ』と泣き出してしまう自分が居た。



「すげぇなぁ……映像作れて、更にはこういうものまで産み出せて……ぐすっ……すげぇ……」



 自分にとって感動の光景をみれた僕は幸せだった。



 それと同時にABTVnetworkに何故魅入ってしまっていたのかに気づいた。



 自分なんかとは比べ物にならないぐらい並大抵じゃない努力をしているんだと。



 自分なんかほんの毛先ほどの努力で履歴書書いて、面接練習して、筆記試験の勉強して……。



 な程の努力しかしかしてなかったのに、『そんな毛先程の努力で全力で頑張った、だから上手くいく!』と思い込んでいたのだ。



 そして、色あせて見えていた世界が、こんなにも美しいものだと、まるで可愛い鰐の絵に連動するかのように



 僕の世界にも光沢付いた見えたのだ。



「頑張ろうっ……ぐっ…ぐすっ……めっちゃめっちゃ頑張ろうっ、ぐっ……」



 そして、思うのはこの人達みたいに自分もなりたい……と。



 こういうことでも人間は感動するのだと、ゆっくりと涙を流しながら、その涙を拭うことも忘れ



 頑張っている人を見ると影響されるかのように自分も頑張りたくなる、見れば見るほどにABTVnetworkに惹かれていくんだと……。



 それは自分も頑張っているという錯覚の一面もあるかもしれないが、こんな風に誰かを励まされたら



 それは何よりも素晴らしいことじゃないのかと、



 そしてそれが今までの自分にたりないピースの一つじゃないかと。そう思えた。



 ありがとう……サイト教えてくれて励ましてくれた、バニーさん、ありがとう、ABTVnetworkの製作者の方



 自信のあった会社の面接に落ち、今までで一番傷つく日になったかに思えた1日は、



 傷つくと同時に、色んな事に気づけてより一層世界が素晴らしいものだなと気づける発端となった1日であった。



 感動に満ちた僕は、多分今までで一番笑っていて、笑っていて気づいたのは



 泣きべそかくより口角あげて笑っていた方が気持ちいいなってことと



 そして、何より僕を大事に育ててくれた親に



 本当に心からありがとうと言わせたい気持ちにしてくれた。



(お母さん、お父さん、僕、頑張るから!)



 そして、感動が冷めぬうちに僕は母に電話をした。



 携帯の指し示す時刻は幸いなことに親が寝るであろう23時直前の時間だった。


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あとがき

人のために本気で書く(1日以内に仕上げる)は、今回で3回目


DQ攻略本絵師村上ゆみ子さんのために バウムレンのオリジナルストーリー



2回目はナイスク出演の際 没というか出演拒否られましたが 兄夫婦宛にサプライズの小説だったんですよね。


約1万文字 眠たい状態からよくかきあげたな と自分を褒めたいぐらいです。 1回めに書いたバウムレンに関しましてはイメレスに乗せておきます、読んでない人がいたら是非


小説を読み終わったあとに再び ABTVnetworkの動画はいかがですか?



本編にもくどいほどいでた スピードペインティングの動画


可愛い鰐 https://www.youtube.com/watch?v=-ZDocvwL2CE


ハートを守る黒猫(ガーディアン)https://www.youtube.com/watch?v=5LsQuz7D2j4


可愛いグロリアさん&猫獣人の絵がしゃべるラジオ動画 https://www.youtube.com/watch?v=KyGukzZaeTE (猫が出るのは 動画終盤です、気ままにお楽しみ下さい。


是非是非チャンネル登録どうぞ。 って自分がいうことじゃないかもしれませんが ガチでマジでもっと評価されていいチャンネルです。



なんとこの小説には続きが 

※バニーさん視点の話です、読んでない人は是非どうぞ! 8000文字前後ありますので お時間有るときに是非

ABTVnetwork様宛のファンレター(小説)の続き

感動の裏側を是非どうぞ。
[2015/12/22 02:30] | 小説 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
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コメント
一人でも感動してくれてる人いないもんかなぁ……
なんと続きがあるらしいですよ。
どんな続きなんでしょう、続きというか舞台裏というか
福助君のよき応援者ことバニーさんがABTVnetworkを知ったキッカケの話しですが。

読んでみたいって方いましたら是非ご連絡かコメントお待ちしております。
[2015/12/22 16:14] URL | 福梟@管理人 #sbjphgj. [ 編集 ]
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